10月初旬、小松さんと創作活動支援人材育成プログラムのメンバーでありシンガーソングライターの初沢ひかりさん、同じく創作活動支援人材育成プログラムのメンバーである私・舟迫とリサーチ旅行に行ってきました!

普段は神戸を拠点に活動されている小松さん。9月中の札幌滞在では、札幌市内、北大植物園や開拓村などを探索・リサーチを行われ、今回10月の滞在では少し足を伸ばして洞爺〜伊達〜白老へ。
白老に小松さんの知人のルーツがあったり、私のお墓参りで胆振方面へ行きたいという話から盛り上がった今回の旅。あれよあれよと行きたいところ・芸術祭やウポポイ、ご飯屋さん、資料館、ご飯屋さん、そしてご飯屋さん・・・地図にピンが立っていきました。

1日目、まず洞爺を訪れ、93年から続く洞爺湖国際彫刻ビエンナーレや砂澤ビッキさんの展示を拝見。ビッキさんがカナダと繋がりがあることを発見し、川崎さん(同じく今回の支援アーティスト)!となったり・・・
その後、舟迫のお墓参りなどで伊達へ足を伸ばしました。小松さんはとてもパーソナルなイベントへも興味を持って付き合っていただいたり、話にも耳を傾けていただき、その真摯な姿勢と何を受け止められたのだろうか?とどきどき・・・
その後、白老で一泊。「HAKU」さんというお宿です。小松さんのお知り合いの方とゆかりがあるのだそう。なんとこちらには風間さんの絵が飾ってありました!とても居心地の良い空間に、熱い話が夜遅くまで盛り上がりまいました。
翌日は白老で行われていた芸術祭「ルーツ&アーツしらおい」や「ウポポイ民族共生象徴空間」へ。立ち寄るお店、「休養林」さんや「ラナピリカ」さんなどの飲食店でも、地元の情報や、木彫りの作品、アイヌの伝統工芸など、多くの情報が!

「ルーツ&アーツしらおい」ではボランティアガイドの方からお話を聞いたり、中谷公祐さんが編集する「Time Travel Shiraoi」では1985~98年当時の人々の暮らしの様子、お祭りの映像などを見ることができ、貴重な時間となりました。その後、「またたび文庫」さんで、作者の方ともお会いすることができました。

「ウポポイ」の後、二風谷の資料館や札幌のピリカコタンなどへも足を伸ばし知見を深めたいと話されていました。

現時点で次回の札幌滞在は11月、札幌を拠点に活動されているアーティストの秋元さなえさん、 櫛引康平さんと三笠のお祭りへ行く予定。また12月ごろになるかもしれないが、上士幌町でのアーティストインレジデンスも行い、別な制作・企画も進行させつつ、リサーチを深めていく予定とのこと。
同じく支援アーティストである川崎さんから巫女舞について話を伺ったり・AISプランニング漆さんの関わっている映画会への参加も検討中・・・
今後もリサーチと作業のバランスを見ながら「本質がブレる」にならないようにやっていきたい・・・と話されていた小松さん。
今のリサーチが今後どのような方向へ向かっていくのでしょう〜