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【こどもアート体験事業(北海道文化財団)】占ー(シムー)大陸の歩き方 in 占冠村/加賀城匡貴さんの活動紹介(後半)

2024/09/04

「占ー(シムー)大陸の歩き方 」の活動も2週目に入りました。

1週目に実施したフィールドワークで発見した様々な要素をもとに占ー(シムー)大陸にまつわる物語を考え紙芝居をつくります。

 

<活動期間後半の1日目>

まずは、フィールドワークで発見した事物の写真から自分なりのテーマを見出していきます。
そして下絵を描きながらそれぞれの創作がスタートします。

子ども達のアイディアがここで大爆発!
思いもよらないキャラクターやストーリーが続々と生み出されていきます。
加賀城さんも一人一人の子ども達のアイディアに触れながらワクワクが止まりません。

 

テーマとストーリーが決まると子ども達はもくもくと紙芝居の制作に入っていきました。
今回は、1年生から5年生の子ども達が参加してくれているのですが、みんな集中力のある子ばかり。

 

途中経過でも紙芝居として面白いかどうか試したりもしてみます。

みんなそれぞれどんな作品ができていくのでしょうか?

 

<後半戦2~3日目>

引き続き精力的に制作を進める子ども達。
八切りの画用紙を自由に使ってどんどん出来上がっていきます。

終盤に近づくとなると大きな画用紙にどんどん色が塗られていきます。
ページ数も描き方も道具もみんなバラバラ。
だからこそ個性的な作品が出来上がってきております。

そして、制作最終日は、みんなでお披露目会のリハーサル。
ちょっと恥ずかしさもあるけど、みんな積極的に発表してくれました。

一人一人じっくりと、自分の出来栄えを確かめるように紙芝居を展開していきます。

 

こうして個性豊かな11個の紙芝居が完成。
短い期間でたくさんの力作が生まれました。

 

<お披露目会>

そして活動の最後は、少し期間を空けて開催したお披露目会。
会場は、占冠村コミュニティホール。
保護者や先生、地域の方々を招いて『占ー(シムー)大陸の歩き方』の活動の成果をお披露目しました。

はじめにアーティストの加賀城さんから自己紹介を兼ねて今回の取り組みについてのご紹介。
なぜ「占ー(シムー)大陸」なのか?ムー大陸との関係は?
そして活動のプロセスなどをご紹介。

 

活動の紹介の後は、いよいよ子ども達の紙芝居のお披露目です。

ドキドキワクワクしながらも子ども達はしっかりと発表してくれました。

奇想天外なストーリの数々。
個性的なキャラクターの面々。
そしてひとりひとり味のある語り口。

 

時には笑いが起き、そして時には感嘆の声が上がる会場。
お披露目会は、大盛り上がりのなか幕を閉じました。

お披露目会終了後、子ども達からは、

「自分の住んでいる街の知らなかったことを発見することができた。」
「街の好きなところがみつけられた。」
「これからも(来年も?)占ー(シムー)大陸の歩き方を続けたい!」

など嬉しい感想をたくさんいただきました!

『占ー(シムー)大陸の歩き方』は、今後ガイドブックを完成させて占冠村の中で色々な方に手にとってみていただけたらと考えております。
そこにリンクして、子ども達が制作した紙芝居も映像で見ていただけるよう準備を進めています。

 

占冠にお立ち寄りの際はぜひ『占ー(シムー)大陸の歩き方』を手に入れてください!

最後に今回の活動を支えていただいた占冠村教育員会の皆様、占冠小学校・トマム学校の先生方、保護者地域の皆様、お世話になりました!
また一緒に『占ー(シムー)大陸』を歩きましょう!!