<おとどけアートとは>
「おとどけアート」は札幌市の”子どもの文化芸術体験事業”の一環として実施され、市内小学校を対象に年間3~5校で実施しています。(平成20年度開始、令和5年度時点で延べ48校にて実施)
この活動はアーティスト(芸術家)が一定期間小学校に滞在し、創作活動等の交流を行い、子ども達が多様な価値観に触れ、豊かな感性を育むことを目的にしています。これまで、造形・映像・音楽・身体表現などの分野で活躍するアーティストが参加し、多彩でオリジナリティあふれる活動を展開してきました。交流時間は主に中休み・昼休み・給食時間・放課後等の時間を活用して行われ、アーティストの独自性や小学校の環境によって活動の内容や過程ひとつひとつが異なることが大きな特色にもなっています。
令和6年度(2024年度)は、おとどけアート事業を以下の3校、3名のアーティストで実施いたします。
<実施校>(五十音順)
<参加アーティスト>(五十音順)
◯参加アーティスト1
写真:小原みさき
秋元 さなえ / Sanae Akimoto(美術作家)
1988年 北海道江別市生まれ。北海道教育大学岩見沢校芸術課程卒業。川跡の公園で釣りをする、古砂丘の雪山でソリ滑りをする、渡れない対岸を股覗きするなど、 そのユーモラスな手法によって、自身の生まれたところや生活しているところなど、特定の場所との関係を探っている。2016 年より、江別市で「アトリエとりむしさかな」を主宰し、 幼児・児童とともに創作活動も行っている。
https://torimushisakana.hatenablog.com/
実施校:札幌市立栄西小学校
◯参加アーティスト2
写真:西野正将
関川 航平 / Kohei Sekigawa(アーティスト)
1990年生まれ。自身の身体を使った行為やインスタレーション、ドローイング、デザインなどの多岐にわたる手法を用いて作品を制作。「つくること」や「見ること」のなかで何が起きているのかを考え続けている。主な展覧会に「吹けば風」(豊田市美術館、2023年)、「あざみ野コンテンポラリー vol.11 関川航平 今日」(横浜市民ギャラリーあざみ野、2020年)、「THEY DO NOT UNDERSTAND EACH OTHER」(大館當代美術館、香港、2020年)など。
https://www.sekigawa-kohei.com
実施校:札幌市立新陽小学校
◯参加アーティスト3
西脇 秀之 / Hideyuki Nishiwaki(劇作家、演出家)
1970年生。札幌を拠点に劇作家、演出家として活動。劇団回帰線主宰。俳優養成所の講師を務めるほか、市民、児童を対象とした表現活動の指導、演劇ワークショップを続けている。また地域を題材とした市民劇を多く手掛ける。戯曲「ホーム」で文化庁舞台芸術創作奨励賞受賞。全国児童青少年演劇協議会奨励賞。近作、JAPAN LIVE YELL project in HOKKAIDO 2023 音楽劇「地面に生えた毛」で演出。
実施校:札幌市立屯田小学校
<実施期間>
2024年8月末〜2024年12月まで予定
※アーティストの学校滞在は期間内の10〜15日間程度
<主催>
おとどけアート実行委員会
<支援>
札幌市
<後援>
札幌市教育委員会
<コーディネート>
一般社団法人AISプランニング