よるしるべ2018[秋]
- 展覧会
8回目となるよるしるべ。
これまでの定番となっている映像や灯り、前回から参画した竹灯り、おもてなし屋台などの他、この回から新たにアーティストの斉藤幹男が参画し、讃岐・香川にちなんだ「たぬき」を題材に、観音寺に潜むエピソードと掛け合わせた多数の映像作品を制作、投影した。特に観音寺市内の小学生が出演する映像作品は、これまでのよるしるべ作品とは一線を隠した新たな観音寺の表情を浮かび上がらせた。
開催期間:2018年11月2日(金)〜4日(日)
開催時間:18:00〜21:00
会場:
ハイスタッフホール ~ 観音寺商店街 ~ 一心寺
かまぼこ音楽堂 ~ 白山神社 + 路地裏 など
参加アーティスト:斉藤幹男(北海道)、梶高慎輔・梶高果代(広島)、槙黄州(香川)、長谷川隆子(香川)
事業クレジット
●主催:よるしるべ実行委員会
●後援:観音寺市、観音寺市教育委員会、観音寺商店街連合会
●協力:観音寺町自治会協議会
●企画・コーディネート:一般社団法人AIS プランニング
参加アーティスト
斉藤 幹男(Mikio Saito)
北海道札幌市出身。2007年シュテーデル芸術学院(フランクフルト)卒業。手描きの絵や写真、CGなど様々な種類のイメージを組み合わせ、アナログ・デジタル双方の魅力を引き出す映像作品を主に制作し、国内外のギャラリーや美術館等で作品を発表している。近年参加した主な展覧会に「札幌国際芸術祭2017」、「Keelung Ciao(基隆、台湾、2017)、「パラピリオの森」(舞鶴、2016)など。
<参考作品>
tuLALA/淡雪-awayuki/ツララ(2018)
https://www.youtube.com/watch?v=Xf-y4tL5E9U
The Fish 選ばれた魚(2017)
https://www.youtube.com/watch?v=GDvkOPZ4olE
槙 黄州(Kosyu Maki)
1959年香川県観音寺市に生まれる。
1977年から父・槙啓州に師事し、以後主に粉引、刷毛目、伊羅保などの李朝陶技を習得。1985年香川県三豊郡豊浜町に穴窯を築き、李朝陶技を駆使した作品とあわせて、須恵器をベースにした、オリジナルな炭化焼締の作品を制作し始める。2004年には、香川県(現)三豊市財田町に工房を移転。その後、ドイツのベルリン・ハンブルグ・デュッセルドルフ3都市のギャラリーWOHNEN und KUNST にて展開催。
盛況に終し、ドイツの陶芸専門誌「Keramik Magazin」に掲載される。2008 年からドピカーン観音寺イベントにワークショップ講師として参加。以来、ドピカーン観音寺イベント及びよるしるべに毎年参加している。
まるみデパート(梶高慎輔・梶高果代/Kajitaka Shinsuke・Kajitaka Kayo)
映像作家の梶高慎輔とクリエイターの梶高果代によるアートユニット。
2010年香川県観音寺市においてアーティスト・イン・スクールに参加。また、同市において2011年夜のまち歩き「よるしるべ」を企画して以来、作品制作の他、企画のディレクション、デザイン等に参加。
2012年 尾道市御調町にある大正時代の古い洋館をリノベーションし、カフェや化粧品店などからなる複合スペース「まるみデパート」をオープンし、そこを拠点に町づくり活動を行う。
HP:http://marumidept.jp/