さて、今回は粘土こねからスタートです。
休み時間になるといつもの弟子たちも集まってきますが、こねるのは「まだ早い!」と立ち入り禁止。

立ち入り禁止の目印、関守石が置かれます。
やんちゃな子どもたちは関守石をどかして遊ぼうとしますが、その度に師匠から「おい、危ないぞー、(石を)落としたら足怪我するぞー」と、ストップがかかります。

そんな弟子と師匠の攻防戦があったりしつつ、弟子たちは師匠の横で土砕きです。
良いコンビネーションですね。

師匠の粘土こねは水の配分、こね方など、慣れた師匠ではないと難しい絶妙な作業。
まず土手を作り、水を慎重に足していき・・・

こねていく・・・
そして最後は足で!


足袋を履き、お花のような模様を作りながら、綺麗に足でこねていく上ノさん。
子どもたちも興味津々!

程よい固さに練り上げられた粘土は丁寧に袋に詰められ、制作日を待ちます。
さて、これがどんな作品になっていくのでしょうか・・・?!
そして学習発表会の日の午後、いよいよ制作日第一日目です!
みんな集まるかな〜?とドキドキしながら準備をして待ちます。

陶芸経験者の強力な助っ人!成田さんの協力も得て、菊ねり(粘土の空気を抜く大事な作業です)をし、一人ひとり分の粘土に小分けしていきます。


星槎道都大学の彫刻研究室・梅田先生と、生徒さんたちや実のお子さんたちも助っ人として参戦。わいわいと楽しげにしていると、続々と子ども達が集まってきました。
上ノさんからの指令、「食器は禁止、とにかくおもしろいと思うものを作ろう!」という今回。「え〜難しいなあ〜何作ろう〜〜」と言いながらも、意外とみなさん躊躇なく粘土をこねはじめます。

こちらは星槎道都大学の学生さんの作品。さすが学生さん!上手だしかわいい・・!
子どもたちも「かわい〜〜〜」と参考にしながら、思い思いの作品を作っていきます。


力作がゾロリと並びました。
親御さんや先生方も参加してくださり、子どもさんより力が入っているのでは?!というぐらい熱心に作品作りをしてくださいました。
普段はコーディネーターとして、冷静に我々をサポートしてくださるおすぎさんも素敵なかわいい作品を・・・

粘土を前に人は皆平等です。
下手や上手いは全く関係ありません。みんな無我夢中に、粘土を自分の好きな形にしていくのが大事。
校長も!生徒もコーディネーターも・・・老若男女、楽しむのが大事!

こちらは上ノさんの作品。
ざくざくとつけられた粘土、かっこいい!
そうして第一回制作日は無事に盛況に終了!
参加してくださった皆さんありがとうございました。
次回は小学校のクラブ活動・アートクラブとやろうと計画中。
そして野焼きは11月14日〜15日にかけて!
みんなが作った作品は無事に焼けるのでしょうか?うまく焼けなくてもそれも野焼きならでは。実験のようで楽しいですね。
次回の活動もお楽しみに!