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【おとどけアート】札幌市立東川下小学校 × 上ノ 大作 活動ブログ05

さて、今回は粘土こねからスタートです。

休み時間になるといつもの弟子たちも集まってきますが、こねるのは「まだ早い!」と立ち入り禁止。

立ち入り禁止の目印、関守石が置かれます。

やんちゃな子どもたちは関守石をどかして遊ぼうとしますが、その度に師匠から「おい、危ないぞー、(石を)落としたら足怪我するぞー」と、ストップがかかります。

 

そんな弟子と師匠の攻防戦があったりしつつ、弟子たちは師匠の横で土砕きです。

良いコンビネーションですね。

 

 

師匠の粘土こねは水の配分、こね方など、慣れた師匠ではないと難しい絶妙な作業。

まず土手を作り、水を慎重に足していき・・・

 

 

こねていく・・・

そして最後は足で!

 

足袋を履き、お花のような模様を作りながら、綺麗に足でこねていく上ノさん。

子どもたちも興味津々!

 

 

程よい固さに練り上げられた粘土は丁寧に袋に詰められ、制作日を待ちます。

さて、これがどんな作品になっていくのでしょうか・・・?!

 

 

 

そして学習発表会の日の午後、いよいよ制作日第一日目です!

みんな集まるかな〜?とドキドキしながら準備をして待ちます。

 

陶芸経験者の強力な助っ人!成田さんの協力も得て、菊ねり(粘土の空気を抜く大事な作業です)をし、一人ひとり分の粘土に小分けしていきます。

 

 

星槎道都大学の彫刻研究室・梅田先生と、生徒さんたちや実のお子さんたちも助っ人として参戦。わいわいと楽しげにしていると、続々と子ども達が集まってきました。

上ノさんからの指令、「食器は禁止、とにかくおもしろいと思うものを作ろう!」という今回。「え〜難しいなあ〜何作ろう〜〜」と言いながらも、意外とみなさん躊躇なく粘土をこねはじめます。

 

こちらは星槎道都大学の学生さんの作品。さすが学生さん!上手だしかわいい・・!

子どもたちも「かわい〜〜〜」と参考にしながら、思い思いの作品を作っていきます。

 

力作がゾロリと並びました。

親御さんや先生方も参加してくださり、子どもさんより力が入っているのでは?!というぐらい熱心に作品作りをしてくださいました。

普段はコーディネーターとして、冷静に我々をサポートしてくださるおすぎさんも素敵なかわいい作品を・・・

 

粘土を前に人は皆平等です。

下手や上手いは全く関係ありません。みんな無我夢中に、粘土を自分の好きな形にしていくのが大事。

校長も!生徒もコーディネーターも・・・老若男女、楽しむのが大事!

 

こちらは上ノさんの作品。

ざくざくとつけられた粘土、かっこいい!

 

そうして第一回制作日は無事に盛況に終了!

参加してくださった皆さんありがとうございました。

次回は小学校のクラブ活動・アートクラブとやろうと計画中。

そして野焼きは11月14日〜15日にかけて!

 

みんなが作った作品は無事に焼けるのでしょうか?うまく焼けなくてもそれも野焼きならでは。実験のようで楽しいですね。

次回の活動もお楽しみに!