新陽小_関川航平_活動ブログ01
札幌市の小学校にアーティストが”転校生”として通い、活動を行うおとどけアート。
私にはずっと参加してもらいたいと思っていたアーティストがいます。
それが関川航平さんです。
そしてついに彼が新陽小学校に通うことになりました。
初日の11月19日、まずは1Fの図書閲覧室に拠点をかまえ、何をしたらよいか考えます。
東京から北海道に向かう飛行機のなかでも考えていたとのことですが、ずっと悩んでいます。
とにかく子どもたちの様子を見に行ってみようということになり、お邪魔した教室では大人気。
その後も悩み続け、お昼の放送で全校のみんなに自己紹介をした際にはその悩みも吐露します。
「ぼくは何をしたらよいかわかっていません」
図書閲覧室に帰ってきたあとは、ここをどういう空間にしたらよいか考えます。
ホワイトボードを使ったり、まわりをぐるぐる歩いたりして考えます。
その結果、図書閲覧室を「チル」な空間にしようと決まりました。
集めてきたパーテーションを並べたり、照明を暗くすることでイメージに近づけていきます。
お昼の放送のおかげか、休み時間には多くの子どもたちが。
子どもたちの「何をするの?」という質問に、「逆に何したら良いと思う?」と聞き返して対話が始まります。
その後もとにかく考え、悩みます。
「チル」な空間にするために必要なものや、明日使うものを書き出します。
悩んでいる間に下校時間が近づいてきました。
唯一東京から持ってきたスピーカーを使って、音楽を流します。
そして、子どもたちが下校する横で踊ります。
子どもたちが下校したあとも悩みますが、明日のために用意するものもあるので、本日の活動はここで終了。
この悩みが、どのように活動に繋がっていくのか、乞うご期待です。
コーディネートサポート&ブログ/山田大揮
※このブログは弊社(一般社団法人AISプランニング)が実施しているコーディネーター育成プログラム参加者が書いています。