おとどけアート in 栄西小学校 「アトリエ*サカエニシ」の見学記/10月31日
isoです。
十月最後の日のアトリエサカエニシの主な活動は、身体スケールの型紙作りと、一年生の体育の授業にお邪魔して、体育館の測量でした。
まずは中休みにホールで身体スケールを。
子どもたちも手慣れたもので、寝転がってあっという間に下書きしてカラフルなペンで本書きしてくれました。パプアニューギニアからやってきた英語の先生も参加。描き終わると今度はスケールの周りに落書きが。
「あいつとオレ、どっちが大きいかな」
友達の型紙に自分を重ねてみたり、寝転がって床からのホールの景色もいつもと違っていて面白いのか、時間がなくて取れなかった子も、ホールのけんけん遊びや凧揚げの子、ピアノの子に混じって楽しい身体スケール作りができました。
中休み終了後に体育館へ。
まずはラジオ体操で準備運動。
「もうみなさん知っているかもしれませんが、後ろにお客さんが来ています。転校生の秋元さなえさんが最近中休みにやっているこれ、やったことある人いますね?これを今日は体育館でやりたいと思います。」
前々回リバーネームのインタビューに応じてくださったあざぶ・ふしみいなり先生が、秋ちゃんを紹介して、両手を広げて授業の前に体育館の測量をすることを説明してくださった。
「はい、むかいあって。あなたはこっち、あなたはこっちの人と手を繋いで」
整列していた子どもたちの端と端の子たちを違い違いに手を繋がせていきます。
「残りの皆さんは横を向いて隣の人と手をしっかり繋いでください。繋いだらそのままカニさん歩きで移動しますよー」
一番端っこの子を連れて、一列になって壁に向かって歩き出した。
先生を先頭に身体スケールの隊列は左右にゆっくりと蛇行しながらやがて体育館の入り口まで辿り着いて一番端に手をつけた子どもたちからずらっと体育館の壁に沿って並びました。「ちょっと詰まりすぎかな?」一年生の先生がたが両手を伸ばして間隔をとるように言いながら一人一人チェック。
本日は撮影がコーディネーター小林とisoで、測量の中に秋ちゃんも混じっているので、数えるのはあざぶ・ふしみいなり先生にお願いして。。。。
数えられた子供たちは広い体育館を全速力で走って最後尾へ。
数えていきますが、やっと半分。なかなか終わりません。
「みんなで163人。一年生が81人いるので、計算できる人はいますか?全員で2回並びましたね!」
みんなの協力で測量できました。測量後はマット運動。もちろん秋ちゃんも参加!
給食までの待ち時間、秋ちゃんから展示に使用するための栄西小学校の周辺を歩いた時の写真を見せてもらいました。
来たる制作発表に向けて、少しずつ話し合いと準備です。
コーディネーター小林のおとどけマンガも話題に。三コマ漫画なのはなぜ、と言う話で、海外にいた時にそこの国の漫画が三コマだったのだとか。四コマのオチがないやつらしいのですが、みてみたくなりました。
今日の給食は、1年のクラスに転校生として入れていただきました。
給食のあとは人体スケールの切り抜きと、壁貼りです。
本日は三体。身体スケールと秋ちゃんが描き溜めた測量のスケッチを実際に測量した場所へ貼っていきます。
昨日の図画工作のスケッチは、三階の窓の公園が見えるところに、が良いかな?
合間に、中休みの型紙作りの忘れ物を届けがてら、先日秋ちゃんがもらった友達からのお手紙の返事を届けに再び教室へ。
下校時間、せっかくなので昨日図画工作の授業で使用した公園に行き、制作に使う落ち葉を拾うことに。
歩いていると、「あ、秋ちゃんだ!」ハロウィンの衣装に身を包んだ子どもたちが声を掛けてくれて、公園まで一緒に。
今日はハロウィンだから仮装してケーキ屋さんに行くとお菓子がタダで貰えるのだそうだ。
良いなぁ。。。大人も貰えるのかな?
彼らと公園の入り口でお別れし、公園で落ち葉拾いを始めると、遊びに来ていた子どもたちが手伝ってくれました。近所に住んでる子は、バケツを持ってきて、落ち葉を集めてくれたり。小さな女の子も、お母さんと一緒に松ぼっくりを拾っては入れてくれました。真っ赤な葉っぱを見せてくれた子に、どこで拾えるのか秋ちゃんが尋ねると自転車で案内してくれました。
昨日のみんなで作った小さいすみかも、昨晩の風と夜露に晒されて、静かな廃墟に。
もう、すぐそこまで迫っている雪の気配。
虫たちの冬ごもりのための仮の住まいになるだろうか。
※このブログは弊社(一般社団法人AISプランニング)が実施しているコーディネーター育成プログラム参加者が書いています。
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