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【おとどけアート】札幌市立屯田小学校 × 西脇秀之 活動ブログ02

9月6日(金)、活動2日目です。

前回、「リンゴが1個おいてある」という衝撃的なスタートを切ったこの活動。

【おとどけアート】札幌市立屯田小学校 × 西脇秀之 活動ブログ01

どんな風に活動が進んでいくのか楽しみなところです。

 

 

・・・ちょ!!

初日の活動が9月4日、それからリンゴを置いて2日が経って、学校来てみたらリンゴがボッコボコになってるじゃないですか!!

 

・・・何があったんでしょう?

 

実はこの2日間で、西脇さんから新たな仕掛けが。

それがこちら、

活動初日に置かれていたリンゴ1個。

子ども達の様子を見ていると「あっ、リンゴだ!」という声が上がりました。

 

それをヒントに、「リンゴがひとつありました」という物語が始まります。

そしてこちらのプリントを設置。

このリンゴから始まるストーリーを子ども達に考えてもらう、という投げかけです。

 

そして、学校にやって来るとこんな感じ。

 

入口に設置した「げきポスト」には子ども達からの返信がたっぷりとたまっていたのです。

 

 

早速、どんな事が書いてあるか読んでみます。

一年生から六年生まで幅広い年齢の子ども達から返信がありました。

 

あかい

シンプルで力強いコメント。

 

手紙でのやりとり、中々面白いですね。

そうこうしているうちに、中休みのチャイムが鳴ります。

間もなく、ぞろぞろとやって来る子ども達。早速リンゴに集まる子どもや、アイディアを書き始める子ども達。

 

身近な果物だけど、こんな風にまじまじと触ったりする機会ってそんなにないんですよね。しかも、家の冷蔵庫にあるのではなく、学校の机の上に置いてあるんだから興味をそそられるのは至極当たり前なのかもしれません。

続々とやって来る子ども達、西脇さんも子ども達につかまって、質問攻めされています。

 

こんな感じで、中休みも昼休みもいい感じで賑わう玄関ホール。

 

チャイムが鳴り、いなくなる子ども達。あっという間の喧騒でした。西脇さんは終始色々と子ども達の反応を見ながらこれからどんな風に活動を進めているかを考えている様子。

 

そうして子ども達の洗礼を受けたリンゴ。朝よりももっとボコボコの姿に。流石にこれ以上はかわいそうなので、このリンゴは回収します。頑張ったぞ、リンゴ!

初日は謎のリンゴだったので、みんな遠目から見たりしてたんですが、リンゴの物語が始まったこともあって、みんなリンゴの臭いを嗅いでみたり、実際に触って見たり。

 

子ども達がいなくなったホールでは、おもむろにホワイトボードを出し、そこに子ども達からの返信を書き出す西脇さんの姿が。

ちょっとずつ進んでゆく物語がどんな風になるのか、楽しみであります。

続きます

コーディネーター小林