札幌市内の小学校を対象にした子どもの文化芸術体験事業「おとどけアート」。
2024年度は3校での実施となりますが、そのうちの一つ、栄西小学校での活動が始まりました。
栄西小学校に通うことになるアーティストは美術作家の秋元さなえさん。
札幌市のおとなり、江別市では子ども向けの美術アトリエの主宰もされている方です。
9月2日(月)、活動初日である今日は、全校朝会での挨拶から始まりました。
先生や委員会からの連絡のあと、転校生として紹介されます。
委員会からのお知らせ、この日は2つの委員会からだったのですが、どちらもまさかの○×クイズ!
問題も映像付きだったり手間がかかっていました。
10問程度の○×クイズタイムを終え、先生から転校生として紹介され、壇上に上がります。
コーディネーターの小林、ここまでの流れを汲んで○×クイズでの紹介をアドリブで展開します。
「この隣にいる人はアーティストである!○か×か!」
「まるーーーーーーーーーーー!!!!!」
盛り上がりがすごかったです。
その後、○×クイズで場が温まったなかでの秋元さんの挨拶、聞けば緊張でがくがく震えていたそうです。
○×クイズではないですが、秋元さんからも子どもたちへ問題が出されていました。
キーワードは"鳥"、"虫"、"魚"だそうです。
そして答えはここでは発表しないので考えてみてくださいねと、素敵に仄めかしていました。
挨拶のあとは、学校を散策してみます。
栄西小学校は数年前に新校舎になったばかりで、まちづくりセンターと児童会館が一緒になった複合施設。
ところどころ明るくて開放的な造りとなっています。玄関入ってすぐのホールは吹き抜けの空間で、自由に弾けるピアノが置いてあったり一輪車が乗れたりなかなか面白い場所ですね。
花壇では花の観察の授業をしている子たちに遭遇しました。
描いた花を見せてくれたり、虫について教えてくれたり。
そして学校の中に戻ってきて中休み。
体育館に行ってみると早速捕まりました。鬼ごっこをするそうです。
終わったときには汗だらだらとなっていました。笑
「あきちゃん」とあだ名もつけてもらったそうです。
休み時間が終わり、待機場所に戻ってくると地図を広げる秋元さん。
江別にある自宅から小学校までが載った地図です。
小学校の校区がきれいな四角になっていたり、江別と札幌の境界線だったり、地勢など様々な発見があります。
そのほか、校長先生にお願いをして小学校や地域のことを知る手がかりとして、周年行事や、町内会などの冊子などをお借りしました。
給食を食べながら、周辺を散策したり、郷土資料があるところを訪ねたり、今後の動きを相談します。
栄西小学校でのおとどけアート、どのように進んでいくのでしょうかね。
これからが楽しみです。
コーディネーター 杉本