11月12日(金)。
先週に引き続き、映像作品のための素材集めの日となります。
この日は登校すると、
黒板に「がんばれ」の文字が。
休み時間は、予め割り振られた学年の子どもがやってくるため、
通う曜日によっては、会えたり会えなかったりもしばしば。
だからこそ、こういった黒板を介したコミュニケーションも
大事にしていきたいですね。
書いてくれた子ありがとう!
応援されて勢いづいたところで、早速撮影を試みます。
前回、先生方へのインタビューでお答えいただいた内容に
呼応するイメージの映像を撮っていきます。
これ、何かわかりますでしょうか?
そう。天秤。
私たちが小学生だったときには、
何やら重厚そうな厳つい上皿天秤は
今ではこういったプラスチックになっているそうな。
片方には金のアクセサリー、もう片方には子どもたちに集めてもらった
グラウンドの石を入れて比べてみる、といった映像です。
重さは同じなのに、価値は異なる。
改めて考えてみるとちょっと不思議なことに思えてきます。
時折、窓から見える風景も撮影したり。
通う度に色づく景色に千葉さんも楽しみにしている様子。
また、この日は映像につける音楽のレコーディングも行いました。
それは千葉さんが通っていた小学校で作られた鮭にまつわる歌で、
今回、譜面をご提供いただきました。
早速、音楽室でレコーディング。
それにしても小学生の数年間しか触れてない曲のはずなのに、
譜面があれば、すぐに弾ける(叩ける?)というのは、すごいですね。
それだけ千葉さんにとって、思い入れがあり印象に残っている曲ということですね。
少しずつですが、映像作品の素材が集まってきました。
ここからは千葉さんはパソコンとのにらめっこが始まります。
作品のお披露目場所となるのは視聴覚室ということで、
展示に必要な道具などを洗い出してこの日の活動は終了となりました。
次回の登校は、参観日の週間が終わって12月に入ってから。
展示に向けての下準備を行う予定です。
それまでに千葉さんは足りない素材の撮影や、編集作業などに追われます。
千葉さんがんばれ!
(担当コーディネーター:杉本)